認知症になじみのない方は「認知症」というと記憶障害をイメージする人が多いのではないでしょうか?その行動や言動には共通することと異なる症状があります
まず認知症は、そういう一つの病気があるのではなく、アルツハイマー等元になるいくつかの病気により、脳に器質的な障害が起こり、生活全般に支障をきたす状態を総称して言っています。
その脳の障害により直接的に作られている症状が中核症状で、「これぞ認知症」と言えるものです。中核症状には、特に短期記憶が障害される記憶の障害、時間や場所等がわからなくなる見当識障害、物事を手順を追って進められなくなる実行機能障害等があります。
これらの中核症状があることで心身が注意信号を出すのが行動心理症状(BPSD)です。中核症状がもとになり、その人の元々の性格、健康状態や薬、周囲の環境やケア者の対応などが影響して二次的に出てくる症状で,これら二つの症状があることは、認知症の大きな特徴の一つです。なお、BPSDは中核症状と違い、認知症の人全員に表れるものではなく、その影響を改善することで出ずにすむこともできるのです。
その脳の障害により直接的に作られている症状が中核症状で、「これぞ認知症」と言えるものです。中核症状には、特に短期記憶が障害される記憶の障害、時間や場所等がわからなくなる見当識障害、物事を手順を追って進められなくなる実行機能障害等があります。
これらの中核症状があることで心身が注意信号を出すのが行動心理症状(BPSD)です。中核症状がもとになり、その人の元々の性格、健康状態や薬、周囲の環境やケア者の対応などが影響して二次的に出てくる症状で,これら二つの症状があることは、認知症の大きな特徴の一つです。なお、BPSDは中核症状と違い、認知症の人全員に表れるものではなく、その影響を改善することで出ずにすむこともできるのです。
